大阪市の痔の日帰り手術(いぼ痔、切れ痔、痔ろう)|やまぐちクリニック

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当院は予約制です。予約外の受け付けも行いますがお待ちいただくことがございますので御了承下さい。

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肛門の病気について

はじめに

肛門は消化管の終点で便の排泄を調整するという大事な機能を持ってます。
どんな動物でも生きている限りは何かを食べ、またその残渣である便を排泄しなければなりません。
そういう意味では肛門は臓器の中でも非常に酷使されているもののひとつといえるでしょう。
また、肛門には神経、血管、筋肉が複雑に張り巡らされており、非常に繊細な感覚と機能をもち、数え切れないほどの排便にも耐えうる頑丈さを兼ね備えています。

進化の過程で人間は2足歩行を獲得する一方で、肛門の位置は体幹の一番下方になり重力の影響を強く受けるようになってしまいました。 それにより、肛門の血管が鬱血を起こしやすくなり痔核(いぼ痔)が起こりやすくなったといわれています。
また、食生活の変化、ストレスの多い生活で便秘、下痢などの排便異常も多くなり肛門にも異常を来すことが増えました。
高齢化に伴い肛門機能の低下を起こし、便秘、便失禁、直腸脱なども今後増えていくことでしょう。なにか異常があれば早めに治療することが大事です。

お尻の悩みは、お早めに相談されることをおすすめします。

肛門の主な症状

出血(紙に付く、便に付着する、下着に付くなど)、痛み、かゆみ、違和感、残便感、しこり、できもの、脱肛、膿が出る、粘液が出る、 便が出にくい、便が漏れるなど。これらの症状はひとつとは限らず、複数認めることもよくあります。

肛門疾患について

肛門疾患は痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻の3疾患が大半を占めています。
その割合はおおよそ男性で痔核50%、痔瘻20%、裂肛10%、その他20%、女性で痔核50%、裂肛20%、痔瘻10%、その他20%です。痔核では男女差はありませんが、 裂肛は女性に多く、逆に痔瘻は男性に多い傾向があります。その他の疾患にはスキンタグ(皮垂)、肛門ポリープ、直腸脱、肛門掻痒症、肛門感染症などがあり、 そして忘れてはならないのは直腸癌、肛門癌です。

主な肛門疾患の種類

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疾患と治療

痔核(いぼ痔)

肛門にある歯状線を境目に内側にできるものを内痔核、外側にできるものを外痔核といいます。
内痔核の症状は排便時の出血が多く、大きくなってくると脱肛するようになります。
一方、外痔核の症状はしこりと痛みが多く、とくに血栓性外痔核は急激に大きくなり激痛を伴います。
痔核の治療は切除が基本ですが、内痔核では注射による硬化療法が最近広く行われるようになっています。

内痔核の進行度

第Ⅰ度の内痔核

第Ⅰ度

第Ⅱ度の内痔核

第Ⅱ度

第Ⅲ度の内痔核

第Ⅲ度

第Ⅳ度の内痔核

第Ⅳ度

内痔核は注射で治すことが出来ます!

新しい痔核硬化療法剤「ジオン注」を内痔核に注射することで内痔核が縮小し、出血、脱出といった症状を改善させる事が出来ます。 注射といっても痛みもほとんどなく、日帰り手術で行うことが可能です。

ジオン注の治療
ALTA四段階硬化療法での改善の例

外痔核

外痔核の症状

肛門の外側にできる痔核です。長い期間を経て徐々に大きくなるものと、短時間で急激に大きくなり痛みを伴う血栓性外痔核というものがあります。
痛みもなく日常生活に支障をきたさないものは治療の必要はありませんが、痛み、異物感、皮膚のただれなどの症状がある場合は切除等の治療が必要となります。

裂肛(切れ痔)

便秘時の固い便、下痢などによりできた肛門の切り傷です。症状は出血、痛みです。
軽いものは自然に治ることが多いですが慢性化すると深い傷となり治りにくくなります。
さらに長期化すると肛門が硬く、狭くなり、便が出にくくなるという悪循環に陥ります。
治療は軽度のものでは下痢、便秘の治療、肛門が狭くなった場合には肛門の筋肉を一部切開して肛門を広げる必要があります。

裂肛・キレ痔の症状

初期の裂肛

慢性化した裂肛

慢性期の裂肛

痔瘻(じろう)

肛門から皮膚へ通じるトンネルができます。症状はしこりや痛み、膿が出ます。
痔瘻の前駆症状として肛門周囲膿瘍があります。
肛門の周りに痛みを伴う腫れを認めます。いずれも多くは自然には改善せず、治療を必要とします。
肛門周囲膿瘍では腫れた部分を切開し膿を出すことで改善しますが、その一部は持続的に膿が出るようになり痔瘻へと移行します。
痔瘻になるとトンネルを開放あるいは切除する手術が必要になります。

肛門周囲膿瘍

肛門周囲膿瘍が出来た状態

肛門周囲膿瘍からろう管が形成された状態

ろう管が形成された状態

院長 山口貴也

手術について

当クリニックでの手術はすべて日帰り手術となります。
できるだけ手術中や手術後の痛みを取り除くために局所麻酔、あるいは仙骨硬膜外麻酔を行います。
仙骨硬膜外麻酔とは、いわゆる尾てい骨のあたりに麻酔注射をすることで肛門周囲の痛みを取り除くことができ、下半身麻酔のように歩けなくなることもないため日帰り手術に適した麻酔です。
手術は患者様の病状、ご希望を考慮し最適な手術方法を選択いたします。
手術後は患者様が納得、満足していただけるまで責任を持って治療経過をみさせていただきます。
なお、治療はすべて保険診療の適応となります。。

検査、手術費用(健康保険 3割負担の場合)

術式 金額
硬化療法4段階 約14,000円
痔核根治術 約17,100円~21,100円
痔瘻根治術(重症度にもよる) 約11,500円~23,000円
肛門周囲膿瘍切開 約6,300円
肛門ポリープ切除 約3,300円
血栓除去術 約4,300円

注)厚生労働省の改訂で変更になる場合があります。
窓口負担は上記に、診察料などが加算されます。

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